いよいよ元気村キャンプ最後の日。片付けをして、朝ご飯を食べたら、みんなでこのキャンプを振り返りました。

顔を伏せて、がめらの質問に手を上げてこたえたよ。友達ができた?誰かを助けた?友達にこのキャンプを紹介したい?などなど。みんな正直にこたえていたね。

それと、しおりに寄せ書きをしました。スタッフ含めた、友達同士で。

最後にスタッフからの挨拶。いつも料理を作ってくれたスタッフ、生活の面倒を見てくれたスタッフ、活動プログラムのスタッフ、高校生スタッフ、各班の大人リーダーなどなど。

今日だけ手伝いにきてくれたスタッフもいます。見えないところでみんなが楽しくキャンプできるよう、裏方をしてくれたスタッフもいます。

このキャンプ、みんなに感謝してもらうためにしているのではありません。感謝するのも、しないのも、それはみんなの自由です。

けれどもそういった見えないところで支えてくれている人達に気づける人になろうね。僕らもそういう人になれるよう、一緒に努力したいと思います。

7日間のキャンプは長いようで短く、短いようで長いです。5、6日目を迎えたあたりでようやく元気村に一体感が生まれてきます。みんなが笑顔に包まれて、明るく、ゆったりとした空気が漂うのです。食後に談笑する家族のような雰囲気です。

もう少しこの雰囲気に包まれていたいと思いながら、元気村キャンプは終わります。ここで終わるのは残念でもあり、また丁度よいのかもしれません。

またみんなで笑顔で会えるように、自分の本分に精を出したいと思います。

みんなとは握手でお別れしました。また夏に元気な姿で会おう!

追伸 この春から中学生になる子ども達がいます。中学生になれば部活などで参加するのが難しくなったりします。だからその前に僕らの気持ちを伝えました。僕らはいつまでも西多摩にいるから、辛くなったり、嫌なことがあったら、僕らのことを思い出してほしい。そしていつでも遊びにおいで、と。出来れば夏に会いたいのだけれど。