2026年3月に行われた福島っこ元気村キャンプ同窓会について報告いたします。

日 程

3月27-30日(3泊4日)

場 所

生活クラブ・東京 協同村ひだまりファーム

参加者

18名(4日間の延べ参加者は31名)

同窓会の経緯と趣旨

2012年より続けてきた福島っこ元気村キャンプですが、8年続けた後の2020年に新型コロナウィルスにより2年間の活動停止を余儀なくされました。その後、2023-2024年にはミニキャンプという名前で短期間・小規模のキャンプを実施しました。

このミニキャンプで感じたことは、震災当時、その未来を不安視された福島っこたちが、今では「どこにでもいる夢や希望にあふれながら不安を抱えるありふれた若者」になったという喜ばしい実感です。

現在10代後半から20代半ばになった彼らの多くは進学・就職の時期を迎え、それぞれに悩み、努力し、不安を抱ながらも進んでゆくという健康的な青年期を迎えているように見えます。

以上のような経緯から、保養のためのキャンプではなく、この14年間で築いた関係性を繋ぎ、未来へ発展させてゆく場へと移行しています。

僕らは親子でも親戚でもなく、先生と生徒の関係でもないところからスタートしました。友人というには経験も年齢も違っていましたが、彼らの心体が成長するにつれ、その関係性は変化を遂げているように感じます。

それをなんと表現してよいのかわかりませんが、震災後に保養キャンプを実施し、いまだその関係性を保っている人たちには理解してもらえると思います。とにかくそれは温かいです。

実施内容

福島からの参加を見越し、複数泊できる状況で募集しました。福島っこが9名、元スタッフが6名、当時高校生のボランティアが3名の合計18名が参加し、キャンプで訪れた場所を再訪したり、ひだまりファームでBBQをするなどして交流しました。

費 用

食材費と滞在費に加え、遠方からの参加者に交通費を一律3,000円補助を行いました。また今回から社会人の参加者から参加費1日500円を徴収しました。

参加費 12,000円
食 費 31,123円
滞在費 18,000円
交通費 21,000円

以上となり、差し引きで6万円弱の支出となりました。
これまでみなさまから頂いた寄付金は団体口座に25万円ほどあり、引き続き同窓会活動に使用させていただきます。

所 感

同窓会も3回目になりました。今回は前回よりも多くの参加者が集まりました。

当時スタッフだった私たちは40〜60代へ、参加者だった子どもたちは20歳前後になり、もうすぐ結婚や出産、マイホーム購入や転勤などといった転機を迎える福島っこも出てくるでしょう。いつまで、どのぐらいの人が集まるのか想像ができません。

実際今回がこれまでで最も参加が多く、過去2回の実施を受けて新たに参加した福島っこや、次は参加したいといった声も聞きます。

この同窓会のゴールは正直なところわかりません。定めようがないというか。続けていくうちに状況も変化するでしょうし、なにか新たに感じることもでてくると思います。

集まりたい人がいるうちはとにかく継続し、このキャンプを懐かしく思う人たちの拠り所であり続け、やがて何かが見えてくるところまで先ずは進んでゆきたいと思います。

以上