2018春 福島っこ元気村キャンプ 6日目
さあいよいよ元気村まつりだ!
今年で3回目になる元気村まつり。福島っこスタッフとしてやってきた高校生のショウゴのお祭り開始宣言でスタート!
お祭りのルールはこんな感じです。
準備
・各班ごとにお店を出店。売り上げNo1を競う。
・お店は何屋さんでもよい。希望を3つだして、危なくなく、準備できるものをスタッフと相談。
・お店の準備に使える予算は3,000円。
・3,000円をオーバーしたら借り入れ。3,000円未満の場合は、差額を売り上げとして繰り入れ。
お祭り
・お祭りで使う通貨は円ではなく、ボー。
・大人も、子供も、全員が1,000ボーを貰って、好きなお店で使える。
・ただしお店の売り上げで買い物してはいけない。
・また自分のお店で使ってもいけない。
・お祭り終了後に借り入れした額をボーで返済する。繰入額はボーでもらえる。
・最後に一番ボーを持っていた班が優勝!
そして今年は新ルールを導入しました。
お祭りはみんなが楽しく盛り上がれればよいので、あまり細かいルールは必要ないのですが、実はこれまでのやり方だと、「お店の商品の数×単価」の合計が一番多い班が優勝するのです。だってみんなやさしいし、商品を残してもしょうがないから、全部買っちゃう。
何年も参加している子供たちは「今度こそ優勝したい!」という気持ちでのぞんでいます。なので・・・
お祭り当日の参加者の数と、みんなが持っているボーの額。すなわちお祭り全体のボーを伝え、いったい一班あたり何ボーぐらい稼ぐと優勝できるのか、みんなで考えてみました。
おまつり参加者 45人
一人当たり 2,000ボー
お祭り全体のボー 90,000ボー
お店の数 6店舗
平均予想売り上げ 15,000ボー
だからこれ以上に稼がないと優勝できない。
そうするとたとえばチョコバナナのチームは・・・
チョコバナナ総数 50本
単価 300ボー
この個数と金額設定だと優勝できないこと。これを前提に各班、商品の企画にとりくみました。
ちょっと難しいかな?と思っていましたが、どうしてどうして、みんなよく理解してお祭りを進めていました。
優勝は2班のパフェ。主だった子たちは過去2年お祭りに参加していて、どうしても今回優勝したかったそうです。こうしたルールが功を奏したのかわかりませんが、順当な結果だったのかもしれませんね。
夜はお祭りのふりかえり会と卒業式。
ふりかえり会はいつも盛り上がりますね。今回はこんな意見が・・・
・予算を上げてほしい
・50ボー
・努力賞
・みんなで買い出しにいきたい
50ボーがあると、なにかトッピングしたりとか、いろいろできるからとのこと。努力賞は、個人的にがんばった人への賞だそうです。
いろいろ考えますねえ~
卒業式は3人。
中学生になるハルトとナナミ。高校生のときから手伝ってくれていたダイジュです。
3人とも長くこのキャンプに参加しています。
この3人がそれぞれ卒業する春。感慨深いものがありました。
彼らへのお祝いは、歌とケーキ。
地元、あきる野のみなさんが彼らのために準備してくださいました。